CPU性能について

コア数・スレッド数

コアとは、CPU内部にある演算回路。スレッドとは、同時に処理できる作業単位のことです。
コア数とスレッド数が増えると、同時に複数の処理を実行することができ、処理効率がアップします。

  • 1コア、1スレッドの場合 1つずつ順番に処理
  • 2コア、2スレッドの場合 2つのコアで同時処理
  • 1コア、2スレッドの場合 1つのコアが2つの作業を同時処理
  • 2コア、4スレッドの場合 4つの作業を同時処理
  • 4コア 8スレッドの場合 8つの作業を同時処理

【HT】インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー(インテル® HT テクノロジー)

従来、1個のCPUコアが一度に1つのスレッド(処理命令の単位)しか処理できなかったのを、1個のコアで2つのスレッドを同時に処理する機能です。

動画・画像編集ソフトの多くは、「インテル® HT テクノロジー」により処理速度が大きく向上。複数のソフトを同時に利用するシーンでもその機能を発揮します。

例えば、4つのコアを搭載するCPUでは、同時に8個のスレッドを処理可能です。

料理に例えると、HTテクノロジー無し シェフが片手で作業、HTテクノロジー有り シェフが両手で作業

【T】インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー

CPUに負荷がかかると、自動的に動作周波数を上げて、処理を加速する機能のことです。

CPUが内部の発熱や電気の量を監視しており、仕様に定めた上限に対して余裕があると判断したときに動作します。

(注)すべてのアプリケーションで、効果がでるわけではありません。

料理に例えると、ターボ・ブースト無し 火力調整なし、ターボ・ブースト有り 火力調整あり

ターボ・ブースト搭載CPUは自動で周波数をアップ!