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「人に寄り添う」テクノロジーで、あらゆる人々がデジタルの恩恵を受けられる社会へ

富士通クライアントコンピューティング株式会社(以下FCCL)は、「人に寄り添うモノづくり」を開発テーマに、徹底的にユーザー視点に立った価値の提供にこだわってきました。

今般のコロナ禍を契機とするリモートワークやオンライン授業等の普及により、パソコンをはじめとするデジタル機器は社会経済の維持・継続にますます欠かせないものとなっています。コンピューティングパワーを提供してきた当社の事業そのものが、社会を動かす重要な歯車の一部であり、その持続性に貢献していることを改めて認識した次第です。

一方、この社会全体の強制的なオンライン化を背景に、デジタルデバイド(情報格差)が社会課題となっています。当社は、AIアシスタントと会話するだけでパソコンが操作できることを目指して、「ふくまろおしえて」をはじめとする、より使いやすいサービスを提供しています。ハードウェアを提供するだけではなく、全年齢層のあらゆる人々がデジタル化の恩恵を享受し、誰一人取り残されない社会を実現すること。これこそFCCLがパソコンをつくり続ける意義でもあると考えます。

そしてお客様が真に求める製品・サービスを提供していくためには、人材の多様性が欠かせません。当社は、年齢、性別、国籍や言語など社員の多様性の確保に注力するとともに、育児や介護などのさまざまなライフステージにおいても、働きやすい環境・体制を追求していきます。

また環境面では、年間数百万台という製品を生産・出荷する企業の責任として、生産工場におけるエネルギー効率の向上や、海洋廃棄物を回収して再生したプラスチック素材の製品への採用など、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減にチャレンジしています。

言葉、性別、年齢、地理といったさまざまな制限を超えていく力が、ITにはあります。私たちはそのテクノロジーをもって人に寄り添い、サステナビリティを追求していきます。ぜひ今後のFCCLにご期待ください。

代表取締役社長
大隈 健史

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